11.10.2009

対日協力者は韓国に対する裏切り者か

 ソウル市内で民族問題研究所が公開した「親日人名辞典」=8日午後(聯合=共同)
韓国で「対日協力者辞典」 朴元大統領も、保守派は抗議
 【ソウル共同】韓国の非政府組織(NGO)、民族問題研究所は8日、日本による植民地支配に協力したとして、故朴正熙元大統領を含む4389人の名前や「反民族行為」の詳細をまとめた「親日人名辞典」を刊行し、内容を公開した。

 これに対し、保守派の市民団体が同日、抗議集会を開いたほか、名前が掲載された人物の遺族の一部が名誉棄損訴訟を検討するなど、大きな波紋を呼んでいる。韓国で「親日派」は植民地支配などに積極的に協力した「売国奴」に近い意味を持つ。

 同研究所によると、辞典は全3巻、計約3千ページ。軍人や政治家から芸術家まで広い分野の人物が含まれ、朝鮮伝統舞踊を舞台芸術化し「朝鮮半島の舞姫」と呼ばれた舞踊家の故崔承喜さんや、韓国の国歌「愛国歌」を作曲した故安益泰氏のほか、従来は抗日運動に貢献したとされていた約20人も含まれている。

 遺族らの抗議で384人の掲載が今回、保留されたが、同研究所は追加調査の後、改訂版に反映させる方針という。

 辞典は2001年に編集委員会がつくられ、各分野の学者ら計400人以上が編集に参加・協力した。当初、政府予算で編集が始まったが、途中で打ち切られ、市民団体がインターネットを通じた募金運動などで多額の資金を集めた。

 植民地時代の朝鮮半島において日本に協力したということで売国奴扱いなのか。

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