栃木県警本部長が菅家さんに直接謝った

　足利事件の受刑者者として１７年余千葉刑務所に服役していた菅家さんが、検察の刑の執行停止という遺影の決定を受けて釈放されて、初めてと栃木県警を訪れ、県警本部長の正式謝罪を受けた。言葉をかみ締めながら、本部長が謝罪する場面を報道カメラが一斉にシャッターを切っている様子が報道された。
　取り調べた検察も、判決を書いた裁判官も、検察、裁判所も共に直接謝ってくれたら、許そうと思うと菅家さんは語っていた。

自由社版、扶桑社版歴史教科書は採択させてはならない

　日本を悪く書いてある、自虐史観だに始まった日本史教科書問題、国の検定を通った扶桑社の歴史教科書が、杉並区と大田原市、東京都の中高一貫校と特別支援学校、愛媛県の中高一貫校に採択されている。
　今年新しい歴史教科書をつくる会が内紛で分裂し、扶桑社と袂を分かち自由社から歴史教科書を発行した。その内容は、文言を少し変えたり、まったく同じだったり、内容を書き足したばかりにさらに歴史の時系列を間違えて恥の上塗りをしているとか、扶桑社版では検定意見つけられなかったところが付いて修正したり、検定時も信じられないくらい誤字脱字があって、検定意見が付いたのだが、合格した教科書なのに、まだ誤字が見られるというのは、どうしたわけか。
　歴史を科学的に見るからこそ

オリンピックの東京招致に反対です

オリンピック東京招致に反対です！　　東京でオリンピックやることに反対
反対 東京招致に反対です　　オリンピックは東京でやることはありません　反対　
オリンピック　東京　開催地　反対　　　東京招致に反対　　　オリンピック開催反対
開催地に東京は相応しくない　　東京招致　反対　　　東京で　オリンピックやることに　反対
オリンピックを東京に呼ぶことに、東京開催に反対です　オリンピック東京開催反対
　　　　東京オリンピック反対！　反対　　オリンピック　東京　反対
オリンピック　東京に　呼ぶことはない　オリンピック　東京開催に反対　　東京　開催反対
オリンピック　東京開催に反対　　　東京オリンピック　反対　　　　東京オリンピック反対
　　東京オリンピックに反対　　　　　東京オリンピックに反対　反対
東京オリンピックに反対　　東京招致に反対　オリンピック　反対

栃木県警本部長、菅家さんに直接謝罪

　DNA鑑定が本人のものとは違うという結果を受けて釈放された菅家さんが栃木県警を訪れて、本部長と面談。その際本部長が正式に謝ったという。裁判所、刑事、検察官みんな許さないと言っていた菅家さんだったが、許すと語っていたそうだ。取調べに当たった刑事、検察官も直接謝ってくれたらと心が変わっていた。
　しかし失われた時は、戻ってこない。

産休、育児休暇をとったら会社に不利益を及ぼすとでも言うのですか

　　育児休暇からの復帰にあたり降格と減給をしたのは違法だとして、ゲームソフト会社「コナミデジタルエンタテインメント」（東京）の社員、関口陽子さん（３６）が１６日、会社を相手取って、休職前の地位への復帰と月給の差額、慰謝料など３３００万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。　
　　関口さんは、サッカーゲームで使用する外国のチーム名や選手名など、海外のライセンスを交渉する部署に所属していました。
　　昨年７月に産休を取り、１０月から育児休暇を取って今年４月に復帰したそうです。復帰にあたって同社は、「これまでの部署では健康面や育児の負担になる」として降格と配置変更を行ったといいます。女性の健康への配慮だと嘯いているのです。これにともない月給も約２０万円減ったということでした。子供を産み育てることは、会社にとって不利益だとでも言うのでしょうか。　
　　関口さん側は同社の処分を、「育児休暇明けの女性社員を狙った差別だ」として、憲法で規定する法の下の平等や、労働基準法などに違反すると主張しています。関口さんは「ほかの女性社員も同様の扱いをされているので、提訴することを決めた」と話していました。
　　彼女の戻るべき職場は、現職復帰です。そして他の同様の扱いを受けている女性のためにも資本と闘うことを選んだ彼女を応援します。　　

星野文明さんは無罪だ！最高裁決定は間違っている！

　星野文明さんは、沖縄返還協定批准阻止に起ちあがったデモ隊を指揮し、沖縄に犠牲を強いるペテンに反対して、沖縄現地と連帯し決起した学生、労働者の最先頭で闘っていました。
　日本帝国主義の沖縄差別分断支配、米軍と一体となった戦争のできる国づくりを打ち破る学生・労働者をはじめとする人民の総決起に対して、国家権力は集会・デモ禁止の闘争弾圧を図り、機動隊は教育労働者永田典子さんを虐殺しました。しかし、それにも怯まずデモ隊の進撃は機動隊の壁を随所で打ち破り、渋谷へと突き進みました。そのなかで、１名の機動隊員が死亡しました。星野さんはその殺害の『実行犯』にでっち上げられ、徳島刑務所で無期懲役の刑に服しています。
　しかし、星野さんは『無実』です。沖縄闘争を最先端で戦った者たちへの報復的見せしめのための弾圧であり、断じて許すことはできません。
　星野さんが犯人だという物証は何一つありません。会ったのは、６人の『共犯者供述』だけです。しかもそのうちの５人は、公判で、『嘘の供述を強いられた』と証言し、自白内容を否定しました。もう一人、公判で証言を拒否したものがいますが、この人が自白した『狐色の背広上下』を着ていた男が機動隊員を殴打していたという供述は、間違いであることははっきりしています。当日星野さんが着ていた服は、青系統の上下でした。
　昨年第１次再審請求は高裁で棄却され、最高裁への特別抗告も棄却されました。そのときあろうことか、着ていたものは確かに違っていたかもしれないが、服の色は記憶違いだったとしても殴打していたという事実は変わらないと決定的な理由を最高裁自ら否定したのです。着ていたものは狐色だから星野さんがやったという図式を自ら崩したのです。こんなでたらめなことはありません。
　デモ隊の指揮者の服装は、公安調査庁の報告書でも、明らかだったのです。にも拘らず『狐色の上下を着ていた』、しかも後姿だったという共犯者の供述が、重要証拠として採用されたこと自体おかしいと言わざるを得ません。
　星野さんは、無実です。東京高裁は、再審決定をし、無罪判決を出すのが法の番人としての役目だと思います。
　

異例の決定、検察の刑執行停止、釈放

　足利幼児殺害事件で有罪となり、収監されていた菅家さんが、釈放された。裁判所の再審決定前の釈放で、異例のことだった。今年のDNA再鑑定結果が、弁護団、検察別々のやり方で鑑定したが、同じ結果、衣服に付着していた精液のDNAと菅谷さんのDNAは違うと同じ結論を出していた。
　東京高裁で再審決定が出されて、原審の宇都宮地方裁判所で無罪判決が出されて、検察が控訴しなければ、無罪が確定する。
　名張ぶどう酒殺人事件のような再審で再び有罪だという判決は出ないと思うが、まだ予断を許さない。
　きのう１２年ぶりに再審で死刑判決から無罪を勝ち取った免田さんと会って喜びを分かち合ったという。早く再審決定し、無罪判決を出すべきだと思う。